センサネットワーク

920MHzモジュールを使用した
アプリケーション例

■病院

BLE製品[体温計・血圧計等]データをナースステーションへ送信
病院敷地内での患者位置確認
受付待ち患者への順番情報通知

■工場

各種機器情報の一元管理+スマートフォンでの情報管理・制御

■マラソン・ウォーキング大会

スマートフォンによる受付システム・位置情報確認

■テーマパーク

スマートフォンによるポイント付与・アトラクション順番情報確認

■工場現場

作業員・作業者の位置情報

サブGHzモジュールとは?

1GHz(1000MHz)以下の周波数帯はサブGHz(サブギガHz)と呼ばれています。
サブGHzモジュールは文字とおりサブGHzに対応した機器のことです。

無線LAN、Bluetoothなどで使用されている2.4GHz帯に対して使われる呼び名で、日本の920MHz帯、アメリカの915MHz帯、欧州の863MHz帯などがサブGHzに該当します。

サブGHzのメリット

周波数は高くなるほど直進して進む性質があり、周波数が低くなるほど回折(障害物を回り込む)しやすいという性質を持っています。
920MHz帯などのサブGHzは2.4MHz帯よりも周波数が低いので回折性が高く障害物の影響を受けにくい特性があるため、ビルなど建物がある場所でも電波が通じやすく、安定しやすいというメリットがあります。
特に建物が密集している都市部では、周波数の回折性は電波状況に大きく影響するため、回折性が高いサブGHzが活躍します。

伝送距離は周波数が高くなるほど電波の減衰が大きくなる性質があるため、2.4MHz帯など高い周波数は伝送距離が短くなります。
920MHz帯などのサブGHzは周波数が低いため、2.4MHz帯などの高い周波数よりも電波の減衰が少ないため、伝送距離が長くなるというメリットがあります。

新たなサブGHzとして注目を集める920MHz帯

ここまで何度か登場したサブGHzに分類される920MHz帯は、2012年7月25日より解禁された新しい周波数帯です。

日本では2008年に総務省が950MHz帯の制度整備を実施し使用されていましたが、欧米やアジア諸国と共通性が高い920MHz帯が注目され、2010年から920MHz帯への移行が進められ、2012年から解禁されることとなりました。
920MHzはスマートメーター向けに帯域幅を5MHz拡張するなど、スマートメーターやセンサNW、Wi−SUNなどで利用される見込みです。

東京電力が2015年より3,000万台のスマートメーターに920MHz帯の無線通信機能を実装するなど、920MHz帯は新たなサブGHzとして注目されています。
サブGHzである920MHz帯は回折性が高く、低消費電力、低コストという強みを持っているため、これから普及していく可能性が高い周波数帯です。
日本でサブGHzが広まるかどうかは、920MHzの普及にかかっていると言っても過言ではありません。